この記事は2020年1月に作成されたものです。
状況が変わったり、リンク先が変わっている場合があります。- 2019年7月3日(水)24時〜オンエアの内容に基づいた記事です。
- 7月10日(水)24時〜再放送
- 7月17日(水)24時〜再放送
- 7月24日(水)24時〜再放送
2019年7月のテーマは第5回「ヘルプマークにまつわる体験談」でした。
トータルで第40回目の放送となりました。
お便りをくださった皆さま、ありがとうございました。
今回ご投稿くださった方で、住所・氏名をお知らせいただいた方には私がデザインしました「マイノリティ向上委員会」オリジナルステッカーをお送りいたしました。
今回の募集の詳細と、ヘルプマーク関連のラジオ放送を企画している経緯については下記リンク先をご覧ください。
過去のヘルプマーク関連の放送一覧
ヘルプマークとは?
ヘルプマークをご存知ない方のためにご説明しますと、ヘルプマークは定期入れくらいの大きさで、ハートと十字の描かれた赤いマークです。
「ちょっとした助けを必要としています」ということを周りにお知らせするものです。
義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで援助を得やすくなるよう、作成したマークです。
街中や公共交通機関など生活の様々な場所で、周囲からの配慮を必要としている方がいます。
ヘルプマークを身に付けた方を見かけた場合は、電車内で席をゆずる、困っているようであれば声をかける等、思いやりのある行動をお願いします。
出典ご存じですか?ヘルプマーク(京都府)
出典ヘルプマークについて(大阪府)
参考助け合いのしるし ヘルプマーク – 東京都福祉保健局
ヘルプマークは、2012年10月に東京都で配布が始まりました。
カバンにぶら下げられるストラップ付きのものが配布されています。
2016年末までに16万人が受け取り、少しずつ全国に広がっています。
どういう人がヘルプマークを身につけているの?
- 義足を使用している人
- 人工関節を使用している人
- ペースメーカーを入れている人
- 臓器移植を受けている人
- 体の内部に障害を持っている人
- 視覚・聴覚に障害を持つ人
- 難病の人
- 妊娠初期の人
などなど。
ヘルプマークユーザーの共通点は?
援助や配慮を必要としている人。
なぜ助けが必要なの?どんな気遣いを必要としているの?
- 元気そうに見えても疲れやすい
- 全身に激痛がある
- いつも熱がある
- 電車やバスでつり皮につかまり続けたり同じ姿勢で立ち続けることが苦しい
という人たちが、実は大勢います。
例えば、優先席に座りたくても席が空いていない場合、外見からは健常者だと思われてしまうので、席を譲ってもらえません。
また、優先席が空いているので座っている時も、外見からは健常者だと思われてしまうので、怒られる場合があります。
そういう私たちヘルプマークユーザーにも、普段は電車で通学したり通勤している人が大勢います。
病院に行くために電車やバスに乗ったり、健常者と同じように日常生活を送っている人が大勢います。
また、ヘルプマークは「座りたい」だけではありません。
事故や災害時に安全に避難するためのヘルプ
視覚障害や聴覚障害などにより状況把握の難しい人や、自力での迅速な避難が困難な人がいます。
本人が意識を失っていても、周りの人や救急隊員の方がヘルプマークを見てくだされば、適切な対応をしてもらえるという安心感が得られます。
自閉傾向や発達障害のあるお子さんに持たせてあげる
万が一の時、パニックになってしまった時に、誰かが助けてくれるかもしれないお守り替わりとして、保護者の方が持たせてあげることも多いようです。
ヘルプマークに関連する体験談
今まで、ヘルプマーク関連のお便りをたくさんいただきました。
ありがとうございます。
内容は公共交通機関の優先席に関するものが一番多いんですが、
- 優先席で不審者を見るような変な目で見られた。
- 「ここは優先席だぞ!」と注意された。
- 優先席に座ることがストレスになってしまう。
- 席を譲ってもらえた時は嬉しくて涙が出た。
というように、「席を譲る・譲らない」の問題ではなく、ただ優先席に座っているだけで二次被害を受けている人がいるんです。
「そっとしておいてほしい」
というヘルプもあるということを、知っていただけたらな~と思います。
健康に見えるので、優先席に座っていると「最近の若い人は…」と思われたり、SNSで非常識な人って拡散されそうで心配です。
それでは、いただいたメッセージをご紹介致しますね。(敬称略)
SNSで炎上したヘルプマークユーザー?
ラジオネームカルボナーラ
いつも楽しく聴かせていただいています。
早速ですが、関東の方でヘルプマークをつけた車椅子ユーザーさんが若い女性ばかり声をかけ、痴漢行為や暴力行為、お金の要求などをしたなどの被害がツイッターの方にたくさん書かれているのはご存知でしょうか?
SNSの情報なのでどこまで正確なのかは分かりませんが、事実なのであれば善意を踏みにじった行為として許せない行為ですし、ヘルプマークをつけている人も危険だと思われてしまわないか心配になるところがあります。
これから「障害者に近づいたら危険だから近づかないようにしよう」という人が増えると、障害があってどうしても助けをお願いしなければならないケースのある立場として、不安な気持ちを持たざるをえません。
それと同時に、「障害者だから仕方ない」と健常者の方々に泣き寝入りするようなことはしてほしくないとも考えています。
何を言いたいのかというと、障害者もあくまで健常者と同じ人間なので、健常者の皆さんには「障害者は怖い」ではなく「障害者も人間だから無防備ではいけない」というように捉えていただけたら嬉しいなぁと、当事者の一人として考えています。
りんさんもヘルプマークユーザでいらっしゃいますし、被害者の方々と同じ女性として、立場もあると思いますが、是非、考えをお聞かせいただけますか?
SNSで、こういった話はよく見かけるようになりましたね。
被害にあった人が叩かれることもありますし、被害者本人も結局は匿名での報告なので真実は当事者にしか分からないんですよね…。
炎上したくないならSNSには投稿しない、どうしても我慢できない時は警察に行くくらいのほうが安心ですね。
痴漢やあおり運転などで被害にあった人が逆に個人情報を晒されたり、何か仕返しされたら怖いなと考えたら怖いです。
SNSが匿名といっても、実際は調べればどこの誰かは分かるので、悪質な投稿の場合は逮捕されてますよね。
それを分かったうえで「ヘルプマークをつけた車椅子ユーザーから、こんな被害を受けました」とSNSに投稿するということは、きっと本当のことで、とても悔しい思いをしたんだと思います。そう思いたい。
問題は「うわさ話」レベルの内容と目撃情報ですね。
これらに関しては、「何?そんなことが?許せん!」と簡単に鵜呑みにしてしまうと、疑いをかけられた人に対して冤罪事件が起こる危険性があります。
痴漢していないのに痴漢呼ばわりされて、冤罪で逮捕されて仕事もクビになって離婚して・・なんて誰にでも起こり得ることですよね…。
問題の車いすユーザーについて、目撃情報がたくさんありました。
残念ながら明確な証拠がないので、どこからどこまでが本当なのかは分かりません。
車椅子にたくさんヘルプマークをぶら下げていて、障害者手帳を持っていて、手帳を見せてくるそうですが「障害者という立場を利用して悪さをしている健常者」という可能性も囁かれていました。
若い女性が被害にあっているそうなんですが、一部の書き込みにちょっと悪意を感じるものがありました。
図々しくも一時間以上車椅子を押させられたり
まるで無理やりにやらされているような表現ですが、あくまで善意で手伝ってくださったんですよね…?
お弁当を買わされたり金銭を要求される
「買わされる」というのは無理やり脅して買わせたわけじゃないですよね?
恐らく同情を誘って食べ物を恵んでもらおう、という魂胆だとは思いますが・・。
トイレの介助を頼まれたり
トイレの手伝いが必要な場合も人によってはあるでしょうから、トイレ介助を頼むこと自体は問題ないかと思います。
嫌な人は断れば済むことですよね。
若い男の子に「トイレに行きたい。男性にしか頼めない」と障害者用のトイレに連れて行かせ「手伝ってくれないか」と触らせていた「らしい」。
おとなしくて断れなさそうな男の子を選んで声をかける「そう」です。
かなり具体的ですが、これも噂ですよね…?
命令して無理やり連れて行かせようとするなら断ればいいんですが、心優しい人は断れずについつい…という感じでしょうか。
男性のトイレ介助は普通は触らないものなんですか?
ここはちょっと分からないです。
殆どの人が指摘していたのが、「障害者というのも嘘なのでは?」ということでした。
目撃情報では、
- 大量の荷物を車椅子に乗せて歩いている
- 困ってたから駅で手を貸したけど、途中からスタスタ歩き出した
- 今日は何も違和感なく歩いていたので演技だと思う
なので、車椅子やヘルプマークを悪用して痴漢行為や食べ物・お金を恵んでもらう目的があるのかも?
気を付けていただきたいのは、
「今日は歩くのが辛いから」とか「体調が悪い」という理由で、毎日ではなく、たまに車椅子を使う人もいます。
大きな病院には誰でも自由に使える車椅子が置いてありますよね。
私の親が入院した時は、歩けましたけど売店に行くなどは車椅子に乗ってもらいました。
ずっと立たないといけない時とか杖があったらだいぶ楽かな?と思いますし、折り畳み式の杖をいろいろ物色したことがあります。
遅刻しそうな時はもちろん走ります。
走れますがすぐにぐったりと疲れてあとがしんどいので、なるべく走らないようにしているのです。
世間一般で「車椅子マーク」や「身障者マーク」と呼ばれる「障害者のための国際シンボルマーク」のステッカーを悪用して、優先的に車を駐車しようとする人もいますよね。
特に車椅子を利用する障害者を限定し、使用されるものではありません。
件の目撃情報と噂話は同一人物かどうかは謎ですが、10年ほど前からあるようです。
親切な人は「何とかしてあげなきゃ」と善意で手伝ってくださいますし、中には「断れない」とか「断るのは失礼」と思う人もいるかと思います。
障害者だろうが健常者だろうが、悪い人はいます。
警察官だろうが学校の先生だろうが、悪い人はいます。
断ったら「急に怒り出してどこかへ行った」「急に愛想つかされた」という声もありましたが、障害のある人や病人がみんないい人というわけじゃないんですよ。
だって人間ですもの。(みつを)
どうも「障害者=聖人のように振舞わないといけない」という固定観念があるようで。
誰だってイライラしていたり、体調が悪い時があります。
ついカッとなって、ちょっとぶつかっただけの人に「気を付けろバカヤロウ!」って怒鳴る人なんて、毎日のように見かけますよね?
そして手伝ってもらう側にも「声をかけられても断る権利」があります。
もし断られても、気にしないようにしましょうね(自分に言い聞かせてる)
困っている人に声をかけるべきか悩む場合は?
私は子供の頃に、「困っている人やお年寄り、体の不自由な人を見かけたら積極的に助けましょう」と教わりました。
とっても良いことだと思いましたので、ある日、車椅子でゆるい坂道を移動している人を見かけたときに、勇気を出して「押しましょうか?」と声をかけました。
が、断られてしまいました。
絶対に喜んでくれるだろうと思っていたので、断られたことに対して「え?なんで?」とショックで悲しくなりました。
「電車で席を譲りたくても、断られたら悲しいし恥ずかしいから声をかけられない」
という話をよく聞きますが、それとまったく同じ状況になりました。
その後、駅のホームで白杖をついて歩いていた人が、線路に突き落とされた話を聞きました。
そんな悪意の塊のような人がいることにショックを受けましたが、それで腑に落ちました。
自分の身を守るために警戒することも必要なんですよね。
突然知らない人に声をかけられても、それが本当に100%善意なのか?信用していいのか?
車椅子に乗っていて、突然知らない人から「押しましょうか?」と言われたら怖いかもしれない。
他の理由としては、運動やリハビリを兼ねて自分力だけで移動したい人とか、他人と話すのが苦手とか、いろんな理由があると思います。
結局、「1%の迷惑行為をする人のせいで99%の人が風評被害をこうむる」わけですよ。
SNSで「障害を持っている人全体を非難する」ような投稿があったり、「ヘルプマークを付けてる人には気を付けろ」と言われたり。
例えば、マタニティーマークを付けている人が何か事件を起こした時、「マタニティーマークを付けている人は悪質だから気を付けろ」とはなりませんよね?
マタニティーマークをつけていようが付けてまいが関係ないですよね?
もちろん妊婦さんの中にも、いい人もいれば悪い人もいます。
悪い人ばかりではないけど、いい人ばかりでもない。
なので自分の身は自分で、守れる範囲で守りましょうね。
「駅員さんを呼びましょうか?」と声をかけるのもいいかと思います。
断られるかもしれませんが、これならそんなにダメージはないかと・・・。
絶対に座りたいわけではないけど・・・
ラジオネームうーじーず
お住まいの地域神奈川県
年代40代
赤いヘルプマークはとても目立つので、電車の中でも目をひいているとは思いますが、ただのキーホルダーとしか思っていないような方が多い感じがします。優先席の窓にシールが貼ってありますが、誰も気にしていない、目にしていないようです。先日は私の前の席が空きましたが、隣の方に「いいですか?」と言われたと同時に座られてしまいました。
しかしながら、マークに気づいて席を譲ってくれる方の割合も、少しずつ多くなってきております。私の病気は「拡張型心筋症」ですが、絶対に座りたいわけでもありません。ただ、ヘルプマークの存在を多くの方に知っていただき、街中でマークをつけている人の事を気にかけてくれる世の中になってほしいと思っております。その為には、電車の中のアナウンスも優先席のアナウンスをする時に、お年寄りや体の不自由な方、乳幼児やヘルプマークをつけている方・・など、少しでも周知していただけるようになれば・・と思います。
ヘルプマークを車にも付けてるんですね。マグネットタイプのものですかね?
今は色々なヘルプマーク関連グッズが販売されていますが、値段はちょっとお高めのようです。
生産数が少ないので単価が高くなるのは仕方がないですが、中には悪質なものや東京都に承認されていないものも販売されていますので注意してくださいね。
確かに真っ赤なので目立つみたいで、「明らかにヘルプマークを見ているな」という人は意外と多いです。
ただ、それが何なのかわかっていない感じで。
優先席の窓にヘルプマークのステッカーが貼られていますが、夏場はブラインドを下すのでほぼ見えないですね…。
自分の目の前の席が空いたのに、座られたのは辛いですね!
「いいですか?」と言われたと同時になんて「嫌です」と言う隙がない…。
しんどいけど座れなくても我慢は出来るよ!
というヘルプマークユーザーさんも多いと思います。
そういう人は他人のしんどさも分かるので、自分は我慢しても席を譲ったりしてしまうんですよね。
だから席が空いても「自分は今座らなくても大丈夫だけど、誰も座らないなら座ろうかな?」と考え始めた瞬間にもう他の人が座ってる(笑)
で、ヘルプマークを付けている人が立っていて、目の前の優先席に座っている人はヘルプマークを付けていない・・・という不思議な光景になってしまうんですよね。
電車の中のアナウンスも優先席のアナウンスをする時に、お年寄りや体の不自由な方、乳幼児やヘルプマークをつけている方・・など
これはすごくいいアイデアだと思います!
鉄道会社にリクエストすればいつか実現するかもしれませんね。
中には車内アナウンスそのものを反対する人もいるそうで。
「次は〇〇駅~」というアナウンスがありますよね。
そのアナウンスが迷惑なんだそうで・・・。
理由は「次が〇〇駅なのは常識なんだから、いちいちアナウンスする必要はない」んだそうです。
私はちょっと理解できないですが・・・。
初めてその路線に乗る人がいるかもしれないということを忘れないでほしいですね・・・。
拡張型心筋症とは?
拡張型心筋症(かくちょうがたしんきんしょう)は、心不全症状をきたす心筋疾患のひとつです。
心筋炎のほか、自己免疫(免疫系が間違って自分を攻撃してしまうこと)が原因となる場合もあるみたいですね。
心臓から全身へ血液を送るポンプ機能が低下し、肺や全身にうっ血を引き起こす状態を心不全というそうです。
指に輪ゴムを強く巻くと、血の流れが悪くなって、紫色になる様子を思い浮かべてください。あれもうっ血している状態です。
肺にうっ血が起こると息切れ、呼吸困難が生じ、最初は歩いたり階段など動いている時に感じる程度ですが、進行すると安静時もしくは睡眠時に横になっていても、呼吸困難が出るようになります。
慢性的な心筋障害による全身への血液供給の低下により、全身倦怠感などが起こります。不整脈による動悸、失神、突然死が起こることもあります。
ヘルプマークに気づいてもらえました
私は普段、電車・バスに乗るときはヘルプマーク付けて優先席に座るようにしています。
座りたい!という気持ちもありますが、普通席にはなるべく座らないようにして、その代わりになるべく優先席に座ります。
ヘルプマークを付けること自体が普及活動にもなりますが、最初の頃はちょっと気恥ずかしいような複雑な気持ちはありました。
そして令和元年を迎えてからついに、立て続けに席を譲っていただけたんですよ。
もう嬉しくてびっくりでした。
だって、ヘルプマークの存在を知っている人が大阪にも増えてきたということですよ?
それだけでもこんなにも嬉しんです。
1回目は大阪の私鉄にて夕方、わりと混みあうターミナル駅から電車に乗ったんですが、優先席は満席の状態でした。
隣の車両は席が空いていそうだったので、優先席前を通り過ぎて隣の車両に移ろうとした瞬間に、女性2人組が同時に立ち上がって
「どうぞ!」と、それはそれは爽やかな笑顔で声をかけてくださったんです。
普段から何かしてもらったら「すみません」ではなく「ありがとう」と言うように気を付けているんですが、突然話しかけられたので一瞬びっくりして、とっさに「すみません!」って言ってしまいました・・・。
軽くお辞儀をして座り、顔を上げると、その女性2人組はもう見当たりませんでした。
「うわ~謝っちゃった。次は謝るんじゃなくてちゃんとお礼を言おう!」
と心の中で自分に言い聞かせました。
その女性2人組は、電車に乗り込んだ私がヘルプマークをつけていることにすぐに気が付いて声をかけてくださったので、本当に心から「ありがとうございます」でした。
2回目はそのわずか数日後、大阪の私鉄にて優先席が満席だったので、「まあ暫くしたら1人分くらい空くだろう」と、優先席の前でつり革を持ってしばらく立っていました。
私の前に座っていた人とその両側に座っていた2人は一度も顔を上げることはなかったのですが、正面から3人目くらい離れた位置に座っていた若いサラリーマンのお兄さんが席を立ちながら、「あの、どうぞ」と声をかけてくださったんです。
この時はいつでもウェルカム状態だったので、「ありがとうございます!!」と、ちゃんとお礼を言えました。
顔を上げないことに対して文句を言っているわけではなく、私の場合は正面に人が立ったら警戒の意味も込めて確認します。
過去に露出狂が前に立っていて悲鳴を上げたこともありますし、最近は電車の中も物騒なのでどんな人が目の前に立っているのか気にしたほうがいいですよ・・・。
で、そのお兄さんはそのまま私の前でつり革を持って立っていたので、何となく気まずくなってきました。
「このお兄さんも気まずいのかな・・・?」
「移動するタイミングなくしてしまったのなら申し訳ないな・・・」
「さすがに降りるときにはひと声かけたほうがいいかな・・・」
など、いろいろ考えていました(笑)
電車を降りる時に改めてお礼を言うべき?
「どちらかが電車を降りる時に、改めてお礼を言うべきかな?」
とか、
「もう放っておいてほしいと思ってるかな?」
とかいろいろ考えます。悩みます。
しばらくすると向かいの席が空いたので、お兄さんはそちらに座りました。
「目が合ったら絶対に気まずいから知らないフリしておいたほうがいいよね・・・」
とまだ考えていました(笑)
そのお兄さんは途中の駅で先に電車を降りていきましたが、もし私が先に降りる場合は改めてお礼を言うべきかどうか迷いますね・・・。
こんな時、あなたはどうしていますか?
あとがき
今回は第5回ヘルプマークの放送回でした。
今後は不定期で年1回を目標にヘルプマークをテーマにお送りしていく予定です。
また、この放送回のときは月1回放送+再放送3回の1ヶ月間放送でしたが、今後はテーマにより不定期で2ヶ月間放送となります。
お便りをいただければ放送回を増やしてご紹介していきますので、メッセージはいつでもお待ちしていますね。
あなたからのお便りがヘルプマークの認知・普及に繋がります。
ヘルプマークユーザーも健常者もお気軽に、この番組ブログのメッセージフォームから送ってください。
なお、お便りはヘルプマーク関連以外でも大歓迎です!
お便りをくださった方で住所・氏名を、お知らせいただいた方には、私がデザインしましたこの番組「マイノリティ向上委員会」のオリジナルステッカーをお送りいたします。
試聴コーナー
今回オンエアした実際のラジオ音声をYouTubeでお聴きいただけます。
ラジオ番組『マイノリティ向上委員会』公式YouTubeチャンネルはこちら
https://www.youtube.com/channel/UCEyzJeQG92xwW4VJeEcgjsw
当ラジオ番組「マイノリティ向上委員会」の公式YouTubeチャンネルを開設致しました。
おもに過去のヘルプマークの放送回を、YouTubeでいつでもお好きな時にお聴きいただけます。