この記事は2018年4月に作成されたものです。
状況が変わったり、リンク先が変わっている場合があります。- 4月4日(水)24:00〜オンエアの内容と取材に基づいた記事です。
- 4月11日(水)24:00〜再放送
- 4月18日(水)24:00〜再放送
- 4月25日(水)24:00〜再放送
2018年4月のゲスト・マイノリティさんは、バリトン歌手として演奏活動を行うと同時に、パートナーの盲導犬ソニックとともに視覚障害および盲導犬への理解を広げるための講演活動も行っている、盲目の声楽家 濱田直哉さんです。
![盲導犬とともに活動する「盲目の声楽家」|濱田直哉さん(バリトン歌手/声楽家) 盲導犬とともに活動する「盲目の声楽家」|濱田直哉さん(バリトン歌手/声楽家) - 盲導犬とともに活動する「盲目の声楽家」|濱田直哉さん(バリトン歌手/声楽家)](http://blog.junojunon.com/wp-content/uploads/2017/01/voice-icon-mai.jpg)
目次
濱田さんの歌声はもちろん、普段の話し声のダンディないいお声からは想像がつきませんが、実は意外と(?)お若いんですよ。
「盲目の声楽家」濱田直哉さんについて
1991年7月15日、大阪府堺市生まれの現在26歳。
バリトン歌手として演奏活動を行っている声楽家です。
そしてパートナーの盲導犬ソニックは今年の4月3日で6歳になりました、凛々しいオスのラブラドールレトリバーです。
先日会った盲導犬レフが小柄だったのでソニックはかなり大型に感じましたが、恐らくソニックは標準サイズかと思われます。
声楽家とは?
クラシック音楽で扱われる数々の楽器のうちのひとつが「声楽」です。
歌も楽器のひとつであると考えられているんですね。
学校の声楽科ではピアノも習うそうですよ。
指揮科にもピアノの授業があったような気がしますので、ピアノは音楽の基礎という位置づけなんでしょうかね。
私もピアノは10年ほど習ってはいましたが、難しいですねピアノは。。
バンド活動もしていましたので、ギター、ベース、ドラム、トランペットなど一通り経験しましたが個人的にピアノが一番難しく感じます。
それでもピアノをやっていたおかげで楽譜が読めて、他の楽器にも気軽に挑戦できたわけです。
小中学校では強制的に伴奏者に任命され、放課後は居残りレッスンをさせられた思い出ばかりですが・・・。
「ピアノ経験者は各クラスに必ず1人配置する」という伝説は本当でしょうか?
そんなうまいこと偶然に、毎年全クラスにピアノ経験者がいるのは確かに不自然ですよね。笑
ちなみに濱田さんは、ご自身の腕前は「とても人に聴かせられるようなものではない」と仰っていました。
バリトンとは?バスとテノールとの違いは?
男性の低くてイイ声を「バリトンボイス」と表現されていますが、
バリトン=ある声域をもつ男性歌手を意味するようです。
バリトン(独: Baritonバーリトン、英: baritoneバリトーン、仏: barytonバリトン、伊: baritonoバリートノ)は、男声のバスとテノールの中間の声域およびそれを受け持つ歌手。男声を音域で二分する場合はバスの側に分類される。音色は華やかな、色気のある声が特徴。(Wikipedia)
バスよりやや高い声を持つ男性歌手が「バリトン」です。
バス(ドイツ語: Bass、英語ではベイスと発音)は、声域としては最も低い音域の声部をさす。合奏や和声法では最低声部の進行は和音進行の基礎を形作り、主旋律を和声的に支える基礎となる。また、低い音域を持つ歌手あるいは楽器をさす。音色は、信頼感のある重厚な発声が特徴。
低い声域を持つ男性歌手、および合唱においてのもっとも低い声部をバスという。(Wikipedia)
歌手ではないですが、俳優の竹野内豊さんや芸人のケンドーコバヤシさんも「バリトンボイス」が評判ですね。
「声楽家」と聞くと、普段馴染みがなかったり敷居が高く感じる人がいるかもしれませんが、実はそんなことはありません。
現在有名な日本人男性声楽家といえば、秋川雅史さんではないでしょうか?
「千の風になって」は、一度は聴いたことがあるかと思いますよ。
秋川 雅史(あきかわ まさふみ、1967年10月11日 – )は日本のテノール歌手である。クラシックの声楽を学んだ経験を生かしつつ、現在は主にクラシカル・クロスオーバーの分野で活動している。2006年12月31日、カバー曲「千の風になって」にて「紅白」(NHK) 初出場を果たす。(Wikipedia)
秋川雅史さんの声域はテノール(テナー)なので、濱田さんよりも高い歌声です。
なので、歌声だけを聴くと秋川雅史さんが若く感じてしまう不思議・・・。
濱田さんは中低域の歌声ですからお声も26歳とは思えないほど渋くて色気があります。
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声楽家になるには?
本気でやれば大人になってからでも声楽家になれますが、とても難しいそうです。
年齢とともに声帯が消耗してしまうのと、喉の訓練が必要なため、早い人は小学生から始めるとのこと。
あまり早くても男子は声変わりするので、パートは変わるようです。
私が小学生の頃は既にピアノの難しさの壁にぶつかっていたので、プロのピアニストなんて選択肢は皆無でしたが…
ケーキ屋さんとか婦警さんとか漫画家になりたいとか無邪気に言っていました。
音楽やスポーツのプロを目指す人は、幼少時代の環境や両親の意向が大きいのかもしれませんね。
声楽家を目指したのはいつ頃?きっかけは?
中学生時代
濱田さんの視力は生まれつき進行性の難病があり段々と低下していきました。
そして、中学2年生の終わり頃から中学3年生の初めにかけて障害者手帳を取得しました。
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自暴自棄になっていました。
高校生時代
高校へ進学する際、まだ視力は見えてはいましたが、何となく大阪府立視覚支援学校(当時の名称は盲学校)音楽科へ入学。
支援学校の音楽科は少ないですが、現在、大阪府下には3校ほどあるようです。
本当に何も知らずに音楽科へ入ったので、実技レッスンの初日はペンとノートを持って行ったそうです。
その当時は音楽科の生徒は、学年では濱田さん1人だったので、レッスンは先生とマンツーマンでした。
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そしてある日、ソプラノの女性教師に言われたひと言がきっかけとなり、初めて歌と向き合うことになります。
10代の若さで人生に失望していた濱田さんは、この言葉に救われました。
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この先生は、今でも一緒に演奏活動をする恩師だそうですよ。
また、白杖歩行を始めたのも高校1年生からでした。
白杖の使い方は独学で学びました。
大学生時代
大阪府立視覚支援学校 本科 音楽科で声楽を学んだ濱田さんは、声楽家になるために、
大阪教育大学 教育学部 教養学科 芸術専攻 音楽コースへ進学します。
推薦入学が決まり、より本格的に学べる環境になり順風満帆・・・かと思いきや、推薦取り止めの危機に直面しました。
大学側に音楽コースへの視覚障害者受け入れの前例がなく、体制が整っていなかったんです。
諦めかけていたものの高校の先生方が尽力してくださり、無事に入学することができました。
そして晴れて大学生になった濱田さんですが、とうとう文字が見えなくなってしまいました。
これまであまり周りに頼ることがなかった濱田さんですが、同級生にかけられた
「何でも頼ってね。一緒に卒業しよう。」
という言葉が今でも嬉しいそうです。
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大学院生時代
無事に大学を卒業し、大学院へ。
大阪教育大学 大学院 教育学研究科 芸術文化専攻 音楽研究コース 修了。
修士号と、教員の中学・高校専修免許を取得されました。
そしてパートナーとなる盲導犬ソニックと出会ったのも、大学院1年生の時でした。
盲導犬ソニックとの出会い
濱田さんは、まだ白杖に慣れていなかった2013年に電柱にぶつかり、眉間を怪我してからは一人で外出することに恐怖を覚えました。
そのため盲導犬の貸与を希望。
また、コンクール全国大会の2日前に怪我をするなど、声楽家としての活動にも支障が出始めていました。
そんな折の2014年9月、盲導犬ソニックとの生活が始まりました。
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盲導犬ソニックとの共同生活を始めてからは電柱にぶつからなくなり、側溝に落ちることもなくなったようです。
怪我や事故が減ることが何より重要ですね。
取材と打合せの最中、だんだんと退屈になってきたソニックは「ブーウゥ。ブフーウゥ。」と鼻を鳴らし始め、少しずつ足を崩していき・・・
ついに寝転がり、お腹を見せてくれました(笑)
念入りにお腹をなでさせていただきました。
盲導犬とともに「視覚障害への理解・盲導犬啓発」の講演活動を開始
濱田さんは盲導犬が貸与される以前の白杖歩行の頃から、視覚障害への理解を広めるための講演活動を行っていました。
ただ、その頃はお世話になった方や恩師からの依頼があったためでした。
盲導犬ソニックと出会ってからは、自発的に各地で講演活動を行っています。
関西だけにとどまらず、2017年にはなんと鹿児島県の種子島にも行かれたんですよ!
実は濱田さんのご両親が種子島出身で、幼少期から年に一度は種子島へ家族で帰省していたそうです。
中学時代にいじめにあった時も、種子島の自然に心を癒されたんだとか。
なのですが、以前、親戚が亡くなった折に濱田さんは演奏会と重なってしまい、帰省が叶いませんでした。
そのことがずっと心残りだったそうです。
するとある日、親族から、
「種子島に盲導犬はいないから、子供たちは本物の盲導犬に会ったことがない。種子島の子供たちに盲導犬のことを教えてあげたらどうか」
と、話がありました。
濱田さんはすぐさま学校に提案し、2017年6月、鹿児島県西之表市の種子島で盲導犬ソニックとともに講演会が実現しました。
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2017年
- 6月1日 鹿児島県立種子島高等学校にて、視覚障害理解・盲導犬啓発のための講演
- 6月2日 西之表(にしのおもて)市立榕城小学校にて、視覚障害理解・盲導犬啓発のための講演
鹿児島県立種子島中央高等学校にて、視覚障害理解・盲導犬啓発のための講演 - 6月6日 西之表(にしのおもて)市立種子島中学校にて、視覚障害理解・盲導犬啓発のための講演
- 6月10日 西之表(にしのおもて)市立小規模校合同講演会
この他、近畿一円の幼稚園から高校までほぼ毎月、視覚障害理解・盲導犬啓発のための講演をされてきました。
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「島」って聞くだけでも故郷の情景が思い浮かんで、切ない気持ちになりませんか?
私は大阪生まれ・大阪育ちで父も大阪、母は京都なので、夏休みや年末年始に田舎に帰る友達が本当に羨ましくて、憧れていました。
それもあってか、「ふるさと」という歌が子供の頃から大好きで。
下校の時間、私は放送部だったので放課後は放送室で「ふるさと」を流しながら、急に家が恋しくなって早く帰りたくなってましたよ。
声楽家 濱田直哉さんの演奏活動歴
受賞歴より一部抜粋
- 第62回 全日本学生音楽コンクール大阪大会 入選
恩師に出会い、死ぬ気で声楽を始めてから1年半後、高校2年生の時です。
その後、盲腸炎で入院したとのこと。。 - 第15回 神戸国際音楽コンクール 優秀賞受賞
高校3年生の時。 - 第23回 日本クラシック音楽コンクール全国大会 3位入賞
(1位・2位ともに該当なし)
怪我して2日後の、大学4年生の時。
など
大事なコンクールの前後に、病気や怪我に見舞われる濱田さん…。
出演歴より一部抜粋
- 日本クラシック音楽コンクール受賞者披露コンサート(高槻現代劇場)
- 神戸国際音楽コンクール受賞者記念コンサート(ハーバーホール)
- ルイ・ブライユ生誕200周年記念コンサート(いずみホール)
- 大阪教育大学卒業記念演奏会(フェニックスホール)
- 第55回関西新人演奏会(いずみホール)
- 第19回大阪楽友協会定期演奏会(宝塚ベガホール)
- 第20回大阪楽友協会定期演奏会(いずみホール)
- 「PriMitiVeオータムコンサート」主催演奏会開催(たかいし市民文化会館アプラホール)
- 大阪教育大学ハートフルコンサート(ザ・シンフォニーホール)
- 「NewYear Joint Recital 2018」開催
など
その他、盲導犬チャリティコンサート、介護施設等への訪問演奏多数
そして、2018年4月14日に大阪市 東成区民センターにて、第二回目となる個人主催演奏会
「HAMADA NAOYA Mit meinen Freunden -私の友と共に- Vol.2」を開催されました。
盲導犬はもちろん、条件付きですが引退犬やパピー(盲導犬候補の子犬)も一緒に入場できるという素敵なコンサートです。
2017年度も4月に開催されていますので、2019年度もあるかもしれませんね。
楽しみです。
バリトン歌手 濱田直哉ファーストアルバム「瞳の奥の四季」リリース
2017年12月28日に、濱田さん初のCDアルバム「瞳の奥の四季」を発売しました。
おねでとうございます!
『瞳の奥の四季』濱田直哉
販売価格: 2,000円 (税込)
収録曲:さくら さくら/おぼろ月夜/さくら横丁/夏の思い出/浜辺の歌/夕顔/秋の月/紅葉/垢蜻蛉/出船/冬の夜/雪の街/ふるさと(全13曲)
日本には、世界に誇る四季が存在します。
本作品は、そんな四季、春夏秋冬を題材に描かれた日本歌曲や童謡作品、唱歌が収録されています。
美しい日本の四季、その豊かな旋律をお届けします。
![盲導犬とともに活動する「盲目の声楽家」|濱田直哉さん(バリトン歌手/声楽家) 盲導犬とともに活動する「盲目の声楽家」|濱田直哉さん(バリトン歌手/声楽家) - 盲導犬とともに活動する「盲目の声楽家」|濱田直哉さん(バリトン歌手/声楽家)](http://blog.junojunon.com/wp-content/uploads/2017/01/voice-icon-nori.jpg)
- オンエアでは、アルバム『瞳の奥の四季』から、
- 春にぴったりの歌、『さくら さくら』
- 哀愁ただようノスタルジックな歌、『ふるさと』
の2曲をお聴きいただきました。
この2曲はアカペラの楽曲となっておりますが、他の楽曲にはピアノ伴奏があります。
CD売上の一部を引退した補助犬(引退犬)のために寄付
このファーストアルバム『瞳の奥の四季』の売上金額の一部は、引退した盲導犬・聴導犬・介助犬の介護支援をされている、NPO法人 日本サービスドッグ協会さんに寄付されます。
日本サービスドッグ協会のホームページに、チャリティーグッズをインターネット販売する『引退犬サポートショップ(引退補助犬を支援する会)』があります。
そちらの「CDカテゴリ」から濱田さんのアルバムをご購入いただけます。
- CDアルバム『瞳の奥の四季』(濱田直哉)商品ページ
http://jsda-goods.ocnk.net/product/141 - 特定非営利活動法人 日本サービスドッグ協会
http://www.servicedog.or.jp/
引退補助犬を支援する会は、引退した補助犬を応援しています。グッズの収益金はすべて日本サービスドッグ協会に寄付いたします。引退した補助犬(盲導犬・介助犬・聴導犬)たちの医療費や介護支援に大切に使わせていただきます。引退犬たちの老後が穏やかでありますように・・・皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。
引退犬サポートショップ(引退補助犬を支援する会)
http://jsda-goods.ocnk.net/
声楽家 濱田直哉さんのYouTube動画チャンネル
『待ちぼうけ』&『荒城の月』
『荒城の月』作詞:土井晩翠、作曲:滝廉太郎
盲導犬ソニックのプライベート「遅いよぉ」
めちゃくちゃ可愛いです。
盲導犬啓発動画1「発進、右折、左折、一時停止」
盲導犬啓発動画は他にもアップされています。
「盲導犬の仕事中は触ってはいけない」
「盲導犬の仕事中は話しかけてはいけない」
これらの注意事項は、ユーザーさんの啓発活動のおかげで少しずつ浸透してきているかと思いますが、
「盲導犬の仕事中は目を見つめてはいけない」
というのはあまり知られていないのではないでしょうか?
街で盲導犬を見かける、とついつい目で追ってしまいますよね。
「目を合わせない」=「暖かい無視」
なんだそうですよ。
もちろん、助けが必要だと感じた場合は声をかけてくださいね。
![盲導犬とともに活動する「盲目の声楽家」|濱田直哉さん(バリトン歌手/声楽家) 盲導犬とともに活動する「盲目の声楽家」|濱田直哉さん(バリトン歌手/声楽家) - 盲導犬とともに活動する「盲目の声楽家」|濱田直哉さん(バリトン歌手/声楽家)](http://blog.junojunon.com/wp-content/uploads/2017/01/voice-icon-nori.jpg)
あとがき
私はイケボが大好きなんですよ。
イケボとは何かと言いますと、「イケメンボイス」または「イケてるボイス」の略とされていまして、「聴くだけで整った容姿を想像させるような男性の声」を意味するそうです。
また、単純に「耳に心地よい声」を意味することもあります。
要するに「カッコいい声」のことなんですね。
個人的には男女ともに低~い声が大好きなんですよ。
さらにちょっと声がかすれていたりハスキーボイスだと、もう声に惚れてしまいます。
私が好きなこういう低い声域は「バリトン・ボイス」というそうです。
「バリトン」というのは男性の声の音域で、「低すぎない低い声」のことです。
歌手や声楽家の場合は、「華やかな色気のある声」が特徴となっています。
私が思うに、バリトン・ボイスで色気のある歌声の男性といえば、フランク・シナトラ(Frank Sinatra)さんだと思うんですね。
もうお亡くなりになりましたが、アメリカを代表する歌手で、お若い頃はアイドルのようなイケメンなお顔でさらに甘~いバリトン・ボイスなんですよ。
これでモテないわけがないですよね。
日本武道館や横浜アリーナで来日コンサートも開催されたことがあるそうですよ。
私もドンピシャな世代ではないんですが、お若い方はフランク・シナトラと聞いてもピンとこないかもしれません。
現在も歌い継がれる数々の世界的大ヒット曲やゴールドディスクを世に送り出し、その卓越した歌唱力によって「ザ・ヴォイス」と称された。エルヴィス・プレスリーやマイケル・ジャクソンなどと並び、20世紀を代表する歌手の一人である。
第二次世界大戦前の1930年代より死去する1990年代までの長きに渡り現役の歌手として活動し、数々のミリオンセラーを連発し、また多くのミュージシャンに影響を与えた。「Q誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第3位にランキングされた。
さらに1940年代以降は映画俳優としても活躍し、1953年には第26回アカデミー賞助演男優賞を受賞している他、本格的大作からミュージカル映画、コメディ映画まで数多くの名作、ヒット作に出演している。(Wikipedia)
代表曲の『マイ・ウェイ(My Way)』という歌は日本でもかなり有名です。
平井堅さんや美空ひばりさんなどが日本語でカバーされたり、卒業式でもよく歌われる卒業ソングの一つでもあります。
他にも『フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン(Fly Me To The Moon)』という代表曲はジャズの有名な曲が原曲となっていますが、テレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』のエンディングテーマに使われていたので知っている人も多いかと思います。
この『フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン』といえば、シナトラ。
と言われるほどの代表曲となっていますが、ちょっと面白い記事を発見しました。
(中日新聞 2014年9月7日)
この歌のタイトルは、日本語では「私を月に連れて行って」という意味になるんですが、1969年5月、アメリカの宇宙船アポロ10号の船内で、宇宙飛行士たちがこの『フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン』をカセットテープで流して聴いた、というエピソードがあるそうです。
月の軌道上で初めてかかった曲はフランク・シナトラさんの歌だったという、歴史的背景があるんですね。
このように伝説の歌手となったのは、歌がうまいイケメンということ以外にも、バリトン・ボイスのイケボだったからというのもあるんじゃないかと思うんですよ。
何が言いたいかというと、私は声フェチなのでバリトン・ボイスが好きなんですよ。
Frank Sinatra Fly Me To The Moon
かっこいい…!!
次回オンエアのご案内
2018年5月のゲスト・マイノリティさんは、
第18回 新人お笑い尼崎大賞 落語の部 優秀賞を受賞されました、
視覚障害者でもある落語家 半丸亭寿近さんです。
- 放送日は、
- 5月2日(水)24時から(木曜深夜0時〜)
- 5月9日(水)24時から(再放送)
- 5月16日(水)24時から(再放送)
- 5月23日(水)24時から(再放送)
- 5月30日(水)第5週目は休み
です。